macOSで変換キー1つで日本語入力に切り替える方法
「Karabiner Elements」をインストールすると変換キー1つで日本語入力モードに移行できます。
目次
日本語入力モードの切り替えに2つのキーを押すのは面倒
Mac mini (M4) に外部キーボードを接続しています。
日本語入力モードに移行するには、「Ctrl+Spaceキー」を押します。
2つキーを押すのがちょっと不便です。
WindowsOSで使用していた入力変換キーは、macOSでは使えませんでした。
- 「E/J」キー:「`」バッククォートが表示されます。
- 「無変換キー」「変換キー」:認識されませんでした。
macOSのシステム設定のキーボードを色々調整しても有効にすることはできませんでした。
調べたところmacOSでキーボードショートカットをカスタマイズするには、「Karabiner Elements」が良さそうなので試してみます。
PC環境
OS: macOS Sequoia 15.2
keyboard: 東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK
接続: U3HC-A414BBK USBハブを介して接続
キーボードはちょっと古い2014年購入の「東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK」です。
まだ使えます。丈夫ですね。
目的
現在、Ctrl+Spaceキーの2つで入力モードを変更しているのを、1キーで変更できるようにする。
- 無変換キーの押下でローマ字入力モードにする
- 変換キーの押下で日本語入力モードにする
結論
「Karabiner Elements」をインストールした結果、1キーで日本語入力の切り替えが可能になった。
- 無変換キーで英字入力モードに移行
- 変換キーで日本語入力モードに移行
Karabiner Elements のインストール
サイトには、macOS 15 Sequoia 用が用意されている。
「Karabiner-Elements-15.3.0.dmg」32.3MB
dmgファイル → pkgファイルをWクリック → installが始まる
Installはちょっと大変。権限の確認ダイアログがたくさんでてくる。
結果、次のような感じになった。入力監視の項目が追加されたようだ。
また、メニューバーにアイコンが増えました。
カラビナのアイコンですね。
以下の2つがインストールされます。
- Karabiner Elements …キーマップのカスタマイズなど
- Karabiner EventViewer …キーidのキャプチャなど
Karabiner Elements の設定
Karabiner Elements の「Settings」を開きます。
外部キーボードが認識されていることを確認
「Add item」ボタンを押して、新しいキーマップを追加しましょう。
無変換キーに英数キーを割り当ててみましょう。
- 左側:Japanese -> PCキーボードの無変換キー
- 右側:Japanese -> 英数キー
を割り当てます。
次に、変換キーにかなキーを割り当てましょう。
add item ボタンを押して、
- 左側:Japanese -> PCキーボードの変換キー
- 右側:Japanese -> かなキー
では、設定が終わりましたので入力を確認してみましょう。
どうです?上手くいきましたね!
不具合かな?
スクリーンセーバー復帰時の暗証番号入力時にキーを受け付けないことがそこそこ発生します。
ゆっくりしっかり入力したり、数回入力したり、で対応しています。
それ以外では問題はありませんでした。
F10キーに無変換にする方法
かな入力中に気づかず英字の文字列を打ち込んで、変換候補が表示されてしまうことがあります。
F10キーを押せば無変換に変換できます。(英字にできます)
以下の設定を確認しておきましょう。
システム設定 -> キーボード -> キーボードショートカット -> ファンクションキー -> 「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をONにしておく。
これがOFFの時は、VolumeをON/OFFする機能が割り当てられていました。
無変換キーを2回押すと無変換に変換する
無変換キーをすばやくW押下すると、入力を無変換にします。英字にします。
この場合、入力モードは英字モードに移行します。
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以上です。